コーチの心得

コーチをする上で、是非お願いしたい心得(こころえ=気持ちの持ち方)を書いてみます。

あなたは地元の代表です

あなたの地元にあなたに教えてもらうためにやってくる釣り人にとって、あなたは地元の代表です。 あなたのレッスンが楽しくて、行動が素敵であれば、あなたの地元のことも好きになります。

テレビやネットであなたの地元の名前が出るたびに、「○○さんのところだな」「あそこはいいところだな」と思い出すでしょう。

逆に魚が釣れる釣れないに関わらず、あなたの態度が横柄だったり、悪い思い出が出来ると「○○市には行きたくない」とさえ思うでしょう。

あなたの行動があなたの地元の評価に直結するという気持ちでレッスンに挑みましょう。

魚が釣れるか釣れないかは運やタイミングもあるから仕方ありませんが、それでもレッスンを楽しんだり、釣りを好きになる、地元を好きになってもらうことはできます。

レッスンのあとに、美味しいラーメン屋さんを紹介してあげるなど、地元の代表だという気持ちでコーチをしてみることをおすすめします。

あなたは釣り人の代表です

初心者にとって釣りを教えてくれるあなたは初めて釣り人を会話する相手かもしれません。

そのあなたがマナーにかけた行動をすれば「釣り人はマナーが悪い」「釣り人は態度が横柄だ」という評価になります。

あなた一人の評価でなく、「釣り人」全体があなたのような人だと思われるのです。

釣りのおしえ方がうまいかどうか、釣れるかどうかでなく、マナーや丁寧な接し方、相手を思いやる行動があるかどうかで釣り人全体、釣り業界全体の印象は大きく変わります。

新しい釣り人が増えることは釣り業界の活性化、将来に渡って釣りを楽しむためにもとても大事なことになります。

あなたは釣り人代表であると思った行動を心がけてください。


これだけ見るととても責任重大に見えますね。でも、地元にとっての1人目、釣り人にとっての1人目があなたになるかもしれません。楽しいレッスンができればきっとあなたは憧れの釣り人と思われることでしょう。

大きな魚を釣ることよりも、釣りの楽しさを伝えられることは釣りの未来のためにも重要なことと思います。