こんなコーチは嫌だという例をあげてみます。
言われなくても当たり前のことや、言われてみればということも多々あると思います。
目を通して、自分の行動の参考にしていただければと思います。
参考:コーチとしてのマナー
メッセージの反応が遅い
予約を申し込む際や質問の返答が遅いコーチ。嫌ですよね。
予定がすぐに見れないなら、「すみません、○時までに予約を確認して返答します」だけでも出来るだけ早く返しましょう。
すべてのメッセージに即答しろとは言いませんが、予約時のメッセージの返答が遅いと、他のコーチのレッスンを申し込んでキャンセルされる確率が上がると思われます。
生徒も「○時に返答してくれる」とわかればそれまでは他のコーチのレッスンを申し込んだりはしないで待ってくれるでしょう。返答するあなたも面倒かもしれませんが、生徒はお金を払ってはるばる遠くからあなたの地元に来ようとしているのです。思いやりの気持ちをもって接しましょう。
メッセージの態度が悪い
予約確認や質問の返答の態度が悪いコーチ。嫌ですよね。キャンセルしたくなりますよね。
あなたにとって当たり前のことでも、釣り歴が短かったり、全くない生徒にとっては未知の事だらけです。
質問にはできるだけ丁寧に答えてあげてください。
生徒:○月○日 10:00から予約できますか?
コーチ:プロフィール見ました?見てわかるでしょう?
→私ならこの時点で絶対に予約しませんね。
正解はこちら
生徒:○月○日 10:00から予約できますか?
コーチ:はい!空いてます。是非お申し込みください。よろしくお願いします。
生徒:道具一式のレンタルもお願いしたいと思います。
コーチ:初心者ですよね。壊されそうだからちょっと嫌ですね。
→そういう人は人に道具を貸してはいけません。壊してしまうような使い方をしないように現場で丁寧に教えればいいだけです。
生徒:エギってなんですか?どこで買えばいいのでしょうか?
コーチ:そんな事も知らないの?ググればいいでしょう?
→説明不要ですね。
99%の人はこんなことを言わないとは思いますが、自分の発言が釣り人全体への印象、釣り業界全体の印象になってしまうかもしれないことをふまえて、発言には気をつけてください。
ルール違反をする
コーチがルール違反をして、生徒になあなあにしてしまうコーチ。そんなコーチ嫌ですよね。
生徒:駐車場はどこになりますか?駐車禁止の標識ありますし。
コーチ:この辺の釣り人は皆ここ止めてるから大丈夫だよ
→ちゃんと駐車場を案内してください。あなたの行動が生徒の模範になるようにしてください。
何を言ってるのかわからない
何を言ってるのかわからないコーチ、嫌ですよね。
何を言ってるかわからない理由は以下があります。
- 声が小さい → はっきり、大きな声を出す
- 早口で聞き取れない → ゆっくり話す
- 専門用語が聞き取れない → わからないことあれば聞いてくださいと言っておく
- 現地の言葉や方言が聞き取れない → 確認されたら教えてあげる
特に1つ目の「声が小さい」のは、釣り場で風が強かったりするとなおさら聞き取りづらいので、気をつけてみてください。
社会人としてのマナー違反
マスクは絶対にしてください。
あなたがコロナに対してどんな考えを持っていたとしても、外だから換気が完璧で密でなく、ディスタンスが取れていても、絶対にマスクを付けてください。
生徒は釣りが上手で釣りを教えてくれるあなたに、「マスクをしてください」とはなかなか言いにくいです。
あなたの常識では問題ないと思っても、気になる方は気になります。確実に鼻までマスクをするようにしてください。
釣り場だけでなく、レッスンに向かう途中に車の窓からタバコの吸殻ポンポンしたり、釣りの仕掛けを現場で作って切れ端の糸をぽいっと捨てたりしちゃだめですね。
あなたの行為を生徒は見てます。生徒はあなたの釣りやおしえ方が丁寧だったり、上手で釣りを楽しむことができればできるほどあなたを信頼します。あなたがしている行為は正しい行為に見えますので、小さなゴミも捨てないでひろう。たったそれだけのことに見えますが、その行為が釣りの未来を作るのかもしれないと思ってください。
一人で釣りをしているときならまだしも、一緒にレッスンしている生徒がいるところでつばやタンを吐くコーチとか嫌ですよね。
出るときはティッシュにするなりしましょう。
生徒:おはようございます。○○と申します。今日はよろしくおねがいします。
コーチ:うぃーす
→相手がちゃんとあいさつしてるのに、ちゃんと返せないのは社会人としてのマナー違反です。
生徒ははるばるあなたの地元まで来てくれたのです。地元を代表し、釣り人を代表して気持ちいいあいさつをしましょう。
例:今日は○○まで来てくれてありがとうございます。コーチの○○です。どうぞよろしくおねがいします。わからないことあったら何でも聞いてくださいね。
最初はなかなか慣れないかもしれませんが、心がけてみてください。
あなたが入った店の店員がタバコを吸いながら接客したらどう思いますか?
釣り場は外ですが、タバコを吸いながらのレッスンはマナー違反です。
電子タバコでも同様です。タバコを吸いたい方はレッスン前に自身の車の中など吸ってもいい場所で先に吸っておきましょう。
生徒もタバコを吸う場合はそこがタバコを吸っていい場所であれば、携帯灰皿を持った上で一言生徒に声をかけてから吸いましょう。
生徒をないがしろにする
見知らぬ土地に来た生徒にとってあなたしか頼れる人はいません。そんなときに生徒をないがしろにしてしまうコーチ。嫌ですよね。
生徒と一緒にいるときに、生徒を放置して地元の人と長話をしてしまうのは避けましょう。
「今、お客さんと一緒なので後で!」と一言いって切り上げましょう。
釣りが始まった後ならまだしも、移動中に生徒をぽつんと孤立させるようなことは避けましょう。
釣り場で地元の人に会ったときに「今日、これだから」などと生徒のことを「これ」呼ばわりとかされたら嫌ですよね。
もしかしたら、その地元の方はあなたがつりコーチでコーチをしていることを知っていて、あなたはつりコーチバケツを刺して「これ」と言ったのかもしれません。
それでも、後ろにいる生徒からはそれが見えずに自分のことを「これ」と言われたと感じるかもしれません。
「今日はレッスンなんですよ」など、生徒が聞いたときに嫌な感じがしないか気をつけましょう。
釣り人の性で釣りができるところで釣れそうだったら釣りしたくなるのはわかりますが、レッスン中は生徒のレッスンに集中しましょう。
「あそこに投げたら絶対に釣れる!」と思ったら生徒に釣らせてあげてください。
生徒が投げるのが得意でなければ代わりに投げてあげてもいいでしょう。
もし、あなたが釣りをして釣り上げてしまったりしたら、生徒が釣れる確率が下がってしまうでしょう。
自分勝手
レッスンで生徒に釣ってほしいポイントに他の釣り人がいた場合。その釣り人を生徒のためにどかしてしまうコーチ。生徒は恐縮しまくります。そのどかされてしまった釣り人のことを考えるとレッスンを楽しめません。
どうしてもこのポイントがいいという場所がある場合は、生徒と待ち合わせをする前にポイントにいって予め場所を確保しましょう。
長時間の場所確保はそれはそれで釣りのマナー違反ですので、直前に確保しましょう。
格好
釣りでサングラスは必須アイテムですよね。水面を見やすくする、太陽から目を守るなどなど。
しかし、最初の挨拶のときだけでも、サングラスは外しましょう。
サングラスは相手から目が見えないので、どうしても強面に見えがちです。
自分の見知らぬ土地で、初めての相手に会うのに、相手がサングラスをかけたままではどうしても不安に感じてしまいます。
サングラスは釣り人ならして当たり前だからそのままでいい、ではなく、挨拶のときだけでもまずはサングラスを外して挨拶をしましょう。
最低限の清潔感は気をつけましょう。
どんなに釣りが上手くても、身なりが汚い、匂いがきついのは嫌ですね。
釣りをする場所は外ですから室内に比べれば匂いはそれほどではないでしょうが、一緒に車で移動するなどのときに自分が気にならなくても初めての方は結構気になってしまうものです。
下着を変える、洗髪する、顔を洗う、歯を磨く等の最低限の身なりは整えましょう。
また、糸の結び方や道具の使い方を教える際に指に注視することがよくあるかと思います。
爪もちゃんと切っておきましょう。
釣りブランドで揃えたりおしゃれな服の方がいい、役所の職員や店舗のスタッフくらいの清潔感を目指すというほどでなくてもいいので最低限身なりを気をつけましょう。
一つひとつのことを覚えたりする必要はありません。
自身が初めて釣りをしたときにそういうことを言われたら、そういう態度を取られたら「釣りを好きにならなそう」ということをしない
だけを気をつければ大きくずれることはないでしょう。
是非、初めての方には釣りを好きになってもらえるようにして生徒に憧れられるコーチを目指しましょう!